ロイヤルエンフィールドの個性派モデルSHOTGUN 650(ショットガン650)に、世界的カスタムビルダーとのコラボレーションによって誕生した特別仕様車が登場します。その名はSHOTGUN 650 × Rough Crafts Edition。
台湾を拠点に活動するカスタムバイクファクトリーRough Crafts(ラフ・クラフツ)が手掛けたカスタムマシンCaliber Royaleから着想を得た、世界限定25台のスペシャルモデルです。日本への割り当ては、わずか5台。購入希望者を対象としたオンライン申込受付が、2026年7月15日から始まっています。その特徴・購入方法を解説します。
完成形ではなくすべての始まり|乗り手の個性を受け止める“カスタムファースト”650

SHOTGUN 650は、一般的なクルーザーやロードスターといった既存のカテゴリーに収まらない、ネオモダンなスタイルを持つ650㏄モデルです。開発の中心にあるのは、ライダーが自分らしい一台をつくるためのカスタムファーストという考え方で、カスタマイズのためのキャンバスとして仕立てられています。

SHOTGUN 650の大きな特徴が、シートまわりの構成を変更できるモジュールデザインです。シングルシート、タンデム仕様、荷物を積載するツアラースタイルという3つのモードを切り替えられ、街乗りからツーリングまで、目的に応じた姿へ変化させられます。単にパーツを取り外せるだけでなく、変更後も車体全体のシルエットが成立するようにデザインされている点が魅力です。

シート高は795mmに設定され、ミッドコントロールのステップと自然な位置に配置されたハンドルを組み合わせています。低重心の車体や1,465㎜のホイールベース、専用にセッティングされたSHOWA製サスペンションにより、市街地、高速道路、ワインディングまで幅広い場面で楽しめるよう設計されています。

エンジンには、ロイヤルエンフィールドの650シリーズで実績を重ねてきた、648㏄並列2気筒ユニットを搭載。実用域を重視した豊かな中速トルクと、ライダーを急かさない自然な出力特性が特徴です。低速で景色を楽しむ走りから、高速道路での巡航まで、速度ではなく“操る感覚”を味わいやすいエンジンに仕上げられています。
低く構えたシルエット、力強い燃料タンク、短く切り詰めたようなリアまわりなど、SHOTGUN 650はノーマル状態でも強い存在感を放ちます。その一方で、余白を残したシンプルな構成によって、ペイント、シート、ハンドル、ミラーなどの変更も受け入れやすいデザインです。今回のRough Crafts Editionは、そのカスタムベースとしての可能性を、メーカー自身が形にしたモデルともいえるでしょう。
漆黒に走る本物のゴールド|世界25台(日本5台)だけのRough Crafts仕様

SHOTGUN 650 × Rough Crafts Editionは、Rough CraftsがSHOTGUN 650をベースに製作したカスタムバイクCaliber Royaleからインスピレーションを得た限定モデルです。2025年11月に開催されたEICMA2025で初公開され、続いてインド・ゴアで行なわれたMotoverse 2025にも展示。世界各地で注目を集めたモデルが、シリアルナンバー付きの市販限定車として登場します。販売台数は、インド、アジア太平洋、欧州、北米を合わせて世界25台。そのうち、日本市場には5台が用意されます。

ボディカラーには、艶のある「グロス・ジェットブラック」と、光を抑えた「マット・ステルスブラック」を採用しています。同じブラックでも質感の異なる塗装を組み合わせることで、タンクやフェンダー、サイドパネルの輪郭を強調。派手な色数に頼らず、光の当たり方によって表情を変える、Rough Craftsらしいダークな世界観を演出しています。
ブラックの外装を横切るのは、ゴールドリーフを用いたストライプです。燃料タンクからボディパネルへ流れるようにつながり、低く長いSHOTGUN 650のシルエットを一層引き立てます。ブラックを単調に見せず、華美になりすぎない絶妙なアクセントです。タンク上面には、限定車であることを示すシリアルナンバーもデザインされています。

燃料タンクの左右には、Caliber Royaleにも採用された鋳造真鍮製のコラボレーションバッジを装着。一般的なステッカーやプリントとは異なる立体的な質感によって、クラフトマンシップを視覚的に表現しています。時間の経過とともに真鍮特有の表情が生まれる点も、所有する楽しみにつながりそうです。
限定車には、次のようなプレミアム装備が与えられています。ブラックのバーエンドミラー・キルティング加工をほどしたレザーシート・コントラストカラーのアルミホイール・ゴールド仕上げのフロントフォークインナーチューブ・シリアルナンバー入り外装・鋳造真鍮製Rough Craftsコラボレーションバッジ

車体の各部を黒一色で塗りつぶすのではなく、素材や表面処理の違いで見せることで、控えめでありながら攻撃的なシルエットを完成させています。
オーナーだけが受け取れる特別なアートワーク

購入者には車両だけでなく、Rough Crafts代表のWinston Yeh氏がデザインした、特別仕様のアートワークも贈られます。アートワークには、Caliber Royaleのカスタムビルド・スケッチとシリアルナンバーが入り、Winston Yeh氏の直筆サインも加えられます。車両と同じ番号を持つコレクターズアイテムとして、限定モデルの価値をさらに高める付属品です。
購入を希望する場合は、ロイヤルエンフィールドの公式購入申込ページから、期間内に登録を行ないます(2026年7月29日16時まで)。ちにみに販売は先着順ではありません。申込受付終了後の2026年7月29日18時に抽選が行なわれ、当選者に購入権が与えられます。申込登録は同日16時までとなるため、検討中の人は締切時間に注意が必要です。なお、販売方法やスケジュールなどは、予告なく変更または終了する可能性があります。申し込み前に、公式ページで最新の条件を確認してください。
まとめ|買えるのは5人だけ! その存在はすべてのカスタムファンを刺激する

SHOTGUN 650 × Rough Crafts Editionは、カラーやアクセサリーを追加しただけの限定車ではありません。カスタムを前提に生まれたSHOTGUN 650の思想と、Rough Craftsが得意とするブラック&ゴールドの美学を融合し、量産モデルとワンオフ・カスタムの境界を限りなく近づけた一台です。
グロスとマットを使い分けたブラックの外装、ゴールドリーフのストライプ、鋳造真鍮製バッジ、キルティングシート、ゴールドのフォークインナーチューブ。そして、1台ごとに刻まれるシリアルナンバー。どの要素も限定感を演出するためだけではなく、Caliber Royaleの世界観を公道へ持ち出すために選ばれています。
日本で販売されるのは、わずか5台。価格は135万6,300円で、オンライン申込後の抽選によって購入者が決定します。手にできるライダーはごくわずかですが、SHOTGUN 650が持つカスタムベースとしての可能性を、これ以上なく鮮明に示したモデルであることは間違いありません。
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- ロイヤルエンフィールドジャパン(総輸入発売元:ピーシーアイ株式会社)
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