Hondaの本気が詰まったCRFシリーズ|2027年モデルはココが違う!

Hondaは、モトクロス競技専用車「CRF250R」「CRF450R」と、エンデューロ競技専用車「CRF250RX」「CRF450RX」の最新モデルを発表した。いずれも受注期間限定モデルとして展開され、発売日は2026年9月4日。CRF250R/CRF250RXはカラーリングを変更し、CRF450R/CRF450RXはフルモデルチェンジを受けている。その詳細をお伝えしよう。

CRF250R / RX|映える新トリコロールカラーが採用される

CRF250Rはフロント21インチ・リヤ19インチホイールを採用する、モトクロス競技における高い戦闘力を追求した250㏄クラスのコンペティションモデル。一方CRF250RXはフロント21インチ・リヤ18インチホイールが採用され、エンデューロ競技を意識した仕様にまとめられている。

2027_CRF250R
CRF250R/SPEC.●全長×全幅×全高:2,179×827×1,262(㎜)●軸間距離:1,483㎜●シート高:955㎜●車両重量:107㎏●エンジン種類・排気量:水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒・249.4㎤●最高出力:ーkW(ーps)/ーrpm●最大トルク:ーN・m(ーkgf・m)/ーrpm●燃料タンク容量:6.3L●タイヤサイズ:F=80/100-21・R=100/90-19●価格:91万3,000円

 

どちらも2026年モデルから機能面での変更はなく、Hondaモーターサイクルレースのイメージカラーである赤・青・白が際立つトリコロールカラーが採用されたことが主な変更点。車体には大きくHondaロゴがあしらわれ、ライダーとマシンが一体となって戦うモータースポーツシーンでの存在感を高めるデザインとなっている。

2027_CRF250RX
CRF250RX/SPEC.●全長×全幅×全高:2,178×839×1,278(㎜)●軸間距離:1,478㎜●シート高:955㎜●車両重量:110㎏●エンジン種類・排気量:水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒・249.4㎤●最高出力:ーkW(ーps)/ーrpm●最大トルク:ーN・m(ーkgf・m)/ーrpm●燃料タンク容量:8.0L●タイヤサイズ:F=90/90-21・R=110/100-18●価格:91万3,000円

CRF450R / RX|“極”を掲げたフルモデルチェンジ

 

CRF450Rは「極(きわみ)」を開発コンセプトにフルモデルチェンジを受けた450㏄クラスのモトクロス競技専用車だ。新設計エンジンは、最高出力と最大トルクを向上させながら、軽量・コンパクト化も実現。より力強い動力性能と高い走行自由度を目指して開発されている。

パワーユニットでは、吸排気バルブ径の拡大やカムプロフィールの最適化により、中高回転域での吸排気効率を向上。燃焼室形状やピストン形状の最適化によって圧縮比を高め、燃焼効率も向上させている。また、トランスミッションやクラッチの小型化により、エンジン幅の縮小と軽量化も図られた。

2027_CRF450R
CRF450R/SPEC.●全長×全幅×全高:2,200×827×1,263(㎜)●軸間距離:1,490㎜●シート高:953㎜●車両重量:108㎏●エンジン種類・排気量:水冷4ストロークOHC4バルブ(ユニカム)単気筒・449.5㎤●最高出力:ーkW(ーps)/ーrpm●最大トルク:ーN・m(ーkgf・m)/ーrpm●燃料タンク容量:7.1L●タイヤサイズ:F=80/100-21・R=120/90-19●価格:118万2,500円

車体面では、新設計フレームの剛性や形状を最適化し、荒れた路面での安定性とコントロール性を追求。スイングアームも剛性バランスの最適化と軽量化が行なわれている。フロントフォークにはカシマコーティングをほどこし、低速域での圧側減衰特性に優れたDBS(ダイナミック・ブロー・システム)構造を採用。リヤショックも安定感と応答性の両立を狙って内部構造が見直された。

CRF450RXは、フルモデルチェンジしたCRF450Rをベースに、エンデューロ競技や多様なオフロード走行に向けた専用装備とセッティングを加えたモデルだ。標準装備として、ナックルガード、サイドスタンド、専用設計の大型スキッドプレートを採用。岩場や轍、林間コースなど、モトクロスコースとは異なるシチュエーションでも安心感を高める仕様となっている。

2027_CRF450RX
CRF450RX/SPEC.●全長×全幅×全高:2,200×839×1,278(㎜)●軸間距離:1,490㎜●シート高:951㎜●車両重量:108.8㎏●エンジン種類・排気量:水冷4ストロークOHC4バルブ(ユニカム)単気筒・449.5㎤●最高出力:ーkW(ーps)/ーrpm●最大トルク:ーN・m(ーkgf・m)/ーrpm●燃料タンク容量:7.1L●タイヤサイズ:F=90/90-21・R=120/90-18●価格:122万6,500円

燃料タンクはCRF450Rと共通のチタン製で、軽量化とスリム化を実現。さらに前後サスペンションとECUにはRX専用セッティングがほどこされ、エンデューロ競技をはじめ、さまざまなオフロード環境に最適化されている。

まとめ|250は存在感を刷新、450は走りを大幅進化

今回発表されたCRFシリーズ最新モデルは、250㏄クラスと450㏄クラスで進化の方向性が異なる。CRF250R/CRF250RXはカラーリングを変更し、Hondaレーシングイメージを強調したトリコロールデザインで存在感を高めた。一方、CRF450R/CRF450RXはフルモデルチェンジにより、エンジン、フレーム、サスペンション、電子制御まで幅広く進化している。

モトクロスを主戦場とするならCRF250R/CRF450R、エンデューロや多様なオフロード走行を視野に入れるならCRF250RX/CRF450RXが選択肢となる。いずれも公道走行はできない競技専用車だが、Hondaのオフロード競技モデルとしての本気度が凝縮されたラインナップといえる。

なお受注期間は10月31日まで。ただし、受注状況によっては早期終了となる場合がある。ねらっているライダーは、早めに販売店で確認しておきたい。

CONTACT

問い合わせ先
Hondaお客様相談センター
電話番号
0120-086819
URL
https://www.honda.co.jp/motor/

 

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